
「エクステリア」とは、「インテリア」の反対...つまり、住宅、道路、標識や自然環境など、人間が外に出て、
眼を開いた時に飛び込んでくるすべての「景観」の事を指します。
エクステリアの色彩に要求されるのは、外での生活を安全なものにする事は勿論、多くの人々に共感を
持たれる配色を施すなどして、美しく魅力ある空間づくりや街づくりを行う事です。
その為には大きく2つの考え方が必要とされます。
(1)目的や用途に応じた色彩である事
人々の行動を安全で分かりやすく、使い勝手のよい快適なものとする為。
遠くからでも見えやすく配色される標識や踏み切り。階段等は段差が歩行者に判りやすい様な配色が
施されています。
(2)周りの環境との調和を考えた色彩である事
私達が外に出て、眼に映るのは1つの建物だけではありません。周囲の町並み、空の色など大きな視野を
持って見通しているのが普通です。
そこでの主役は個々の建物ではなく、“通り”であり、それ等を含んだ町の“景観”であると言えます。
まとまり感のある環境をつくるには、周りの環境と調和した色彩を考える事が必要なのです。
以上の事を受け、近年日本でも町並みや建築物に、ほぼ同じ造り、同じ色彩を用いた町づくりをしている地域
が増えています。
個性の時代とはいえ、やはり統一された景観というのは美しいものです。