大敵、サビ!


屋根塗装実験ー1で話した通り、トタン屋根をケレンした後、洗浄をかけるとどれほどの時間で錆が発生するのか?

全ての人にわかりやすく実験してみます。

まず、丁度小屋にあったいい感じに錆びている雪止めアングルで実験してみます。











何も手をつけていない状態のアングルです。













ディスクグラインダーという電動工具で錆、塗膜を完全に除去しました。(写真左)  ケレン後(写真右)





























半分から青テープで仕切り、テープから右を真水、

左を食塩水で濡らします。

















水に食塩を小さじ3杯ほど入れます。(写真左)    テープから左面にかけました。(写真右)































ついでに食塩そのものを乗せちゃいました。

















このまま1日ほったらかしておきましょう。

次の日・・・



な・・なんとこんなに錆びていました!!

雨も降ったせいもあるのですが、ここまでとは・・・


(出隅部分が丸い斑点状に錆びてますが、これは誰かが
邪魔で移動した際、反対に置かれていたためです。これは
計算外でした。)(案外低汚染実験に使えるかも・・・)


屋根も同様、錆や塗膜を除去したあと、洗浄や雨の仕業で
同じ状態になります。(洗浄程度でここまではならないと思いますが、
水との相性は悪いということが改めてわかりました。)


やはりケレン後の洗浄はいけません。

面倒でも出来る限り入念に清掃すべきだと思います。








ちなみに食塩をかけて置いたところは、錆が異常に発生しています。

(青丸の中)

















以上を踏まえた上で、なお“ケレン後の洗浄”にこだわる人はいるでしょうか?

たしかに今回は都合よく雨も降ったので結果が早くわかりましたが、天気がいい場合、洗浄や濡らした程度ではここまで出ないと思います。

すぐ乾いてくれるでしょう。「乾いたあとすぐ錆止め塗料を塗ればいいじゃないか。」という人もいるでしょう。

しかし破壊された亜鉛メッキ層に水をかけること自体が錆の発生条件とわかった以上、適正な判断を下すべきではないでしょうか?

トタン屋根や鉄製品等を塗り替える際は、是非入念なケレンと入念な清掃(ブロワやほうきを使用)をして塗装を進めてください。

仮に洗浄をするならばケレン前、汚れ落とし程度としてご活用ください。

海沿いにトタン屋根の家があったなら環境は最悪ですね〜。(あったら見たいけど・・・)

しかし錆の力があんなに強かったとは・・・塗装屋と錆は切っても切れない関係です。

錆に打ち勝つために塗装屋も日々勉強あり!ですね。