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ALC外壁の新たな改修提案①

暑いですね〜あせる

何やら東京ではコロナの第二波が来ているようで…。

暑い上にコロナ警戒してマスクなんて地獄ですね。

何というか…もはやインフルエンザのように向き合って生きていかねばならないのかなと覚悟してます。

ただそのためにも早くワクチン開発してください…。

 

 

さて現場ですが、こちらはとある企業様のビルです。

外壁はALCにタイル貼り。

外壁からは漏水がしていました。

そこから元請けのゼネコン様と協議しまして、結果タイルは全撤去して防水塗装の仕上げで決定となりました。

個人的見解ですとALC外壁にタイルが貼られてる時点であり得ないと思ってるのですが、割と関東圏には多いようです。

しかしALC外壁は寸法幅が決まってまして、さらにそのジョイントにはシーリングは必須。

このシーリングが防水の肝なのにシーリングの上には当たり前のようにタイルが貼られます。

さて何があり得ないのか?

建物はどんな構造物も必ず動きます。

地震が来れば尚更。

その時ALC外壁の場合はシーリングによってその動きを吸収します。

その都度シーリングは自然に劣化していくはずです。

劣化したシーリングは硬くなりひび割れもしてきます。

そこに雨水が浸入したら漏水するわけなのですが、タイルが貼られてしまってはシーリングがどこに隠れているのかまったく分かりません。

タイルはいいとして、タイル目地もやはり劣化します。劣化した目地材はどんどん雨水を吸い込んでしまいます。

吸い込んでタイル裏側に回ってしまったらALC外壁表面を放射状に浸入していきます。

その時にシーリングが劣化しているポイントに回ったらそのまま漏水する事になる、というわけです。

なのでALC外壁にタイル貼るのはかなりリスクが多いと私は思ってます。

ただもし! ALCの目地シーリングの通りにタイルを割り付け、タイルにもALC外壁通りのシーリングジョイントを作ったらそれは有りかもしれません。デザイン性は半減しますが(笑)

とまぁそんなわけで、今回は軽量化+メンテナンス性+防水性+デザイン性を考慮し、全撤去からの防水塗装+石材調塗装という物凄く高級仕様で改修する事になりました。

 

↓タイルハツリ

かなり順調に進んでます。

 

 

↓ALC目地シーリング

当然内部はぐちゃぐちゃになってます。

↓シーリング充填

 

 

↓モルタル平滑塗り

ここからアロンのアクリルゴム防水塗装をして、さらに石材調吹き付け仕上げという工程になります。

 

完成が楽しみです^_^

 

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