自宅にバイク置き場、バイクガレージを作る方法
結城 伸太郎
バイクを持っていると、「しっかりとしたバイクを保管する場所を作りたい!」と思う方も多いと思います。バイクは保管場所によって、盗難やバイクが劣化する危険性が変わります。
このページでは、バイクの保管場所の種類、バイクガレージのメリット、種類と選び方について紹介しています。
バイク保管場所の確保
バイクは、本体と取りまわしのスペースがある場所であれば保管する事が可能ですが、保管方法によって、盗難やバイクが劣化する危険性が変わります。
屋外の敷地や駐輪場
屋外の敷地や駐輪場は、バイクカバーをかけて駐輪します。盗難や劣化の危険性がありますが、雨風を防いで車種を特定させない効果があり、費用が安い特徴があります。
トランポ
トランポとは、バイクを収納できる車のことで、ハイエースなどが代表的な車種です。
車体料金が高く、車ごと盗難されるリスクや積み下ろしに手間がかかるデメリットがありますが、雨風を防ぐ役割や、バイクごと移動できるメリットがあり、レースで使用する際に輸送する目的で使用されることが多いです。
貸し倉庫やトランクルーム
貸し倉庫やトランクルームは、月々の費用がかかりますが、安全に駐輪することができます。但し、バイクの駐輪を許可しているところが少なく、あっても料金が高い、自宅から遠いなど、条件が悪い場合が多いです。
車庫
車庫は、安全に駐輪することができて、自宅であれば、建物に隣接しているメリットがあります。車と一緒に保管する場合や、専用のバイクガレージを設置する場合があります。
バイクガレージのメリット
バイクガレージは、庭や駐車場に設置するバイク専用の車庫です。外からバイクが見えないので盗難の標的にされづらく、入り口を施錠することで容易に侵入できない、バイクを車庫に固定できるなど、セキュリティ面で非常に優れています。
また、四方を壁に囲まれているので、雨風や砂埃で汚れる事が無く、工具やバイク用品の保管、メンテナンスを行うスペースとしても利用することができます。
但し、20万円~30万以上の設置費用がかかります。
バイクガレージの種類と選び方
バイクガレージは、床が覆われている「床付きタイプ」、床が無い「土間タイプ」、簡易的な「テントタイプ」、自由に設計できる「オーダーメイド」の4種類に分かれます。
床付きタイプ
床付きタイプは、物置のように四方を囲んだ形状で、バイクの重量に耐えられる床が設置されているバイクガレージです。基礎工事が不要なため、設置が簡単で安価な特徴があり、設置費用は、20万円程度が相場です。
但し、入り口が地面よりも高くなるため、スロープでバイクを搬入する必要があり、体力や腕力が必要になります。また、耐荷重が定められており、超過している場合は、床が歪む可能性があります。
土間タイプ
土間タイプは、屋根と壁はありますが、床が無いバイクガレージです。ガレージを固定して湿気を防ぐ為に、コンクリートの基礎を床に作ります。
地面と床の段差が無いので、バイクの出し入れが容易ですが、基礎工事は高額で時間がかかるといったデメリットがあります。設置費用は、基礎工事を含めて30万円以上が相場です。
テント
テントは、テントシートをパイプで自立させるバイクガレージで、屋外の敷地や駐輪場に設置することができます。
バイクカバーとの違いは、直接車体に触れること事が無いので、カバーの擦り傷を防ぐことができ、エンジンを冷却する時間を省くことができます。但し、盗難の危険性は、バイクカバーと変わりません。
設置は簡単で、費用の相場は1.5万円程度です。
オーダーメイド
床付きタイプと土間タイプは、様々なデザインや機能のものをオーダーで作ることができます。サイズや照明、窓の有無、棚や水道など、ほとんどの部分を自由に決めることができるので、理想のバイクガレージを作ることができます。
但し、既製品と比べて費用が高く、相場は50万円以上になります。
まとめ
バイクガレージは、バイク専用の車庫で、タイプは4種類(床付き、土間、テント、オーダーメイド)あります。
床付きタイプ約20万円、土間タイプが30万円以上、テントタイプが約1.5万円、オーダーメイドが一番高く相場は50万円以上です。
私も若い頃からバイクに乗っています。バイクガレージでお悩みの際は、ぜひご相談ください。