本社の窓に内窓を入れてみたら、電気代がグッと下がった話

結城 伸太郎
コラム内容
今回は内窓リフォームはどれだけ効果があるのか?について実体験をもとに書いてみました。
きっかけは「やっぱ寒い!」から
山形県にある会社の本社ビル、冬になると結構冷えるんです。
エアコンをガンガンつけてもなかなか暖まらないし、電気代もバカにならない。
そこで前から気になっていた 「内窓」 を試してみることにした。
お客様に勧める上で実体験が無いと根拠も無いですし。
まずは 「自分たちの会社で試す」 これが大事だと思ってる。
本当に効果があるのか、ちゃんと電気代が下がるのか、体感的にも変わるのかを確かめるために、2023年6月に本社のほぼ全ての窓に内窓を取り付けた。
↓本社の事務所、廊下、至る所に内窓を付けてみました。
結果は…… 大正解!!
実際に2023年冬(内窓設置後)と2024年冬(設置から1年後)の電気代を比較してみたら、明らかに削減できていた。これは期待以上でした。
■ 内窓の施工内容
今回、本社の ほぼすべての窓に内窓を追加 した。
見た目もスッキリしてるし、設置した後も違和感はほとんどなし。社員からも「外の寒さがマシになった」「エアコンの効きが違う」と好評だった。
写真を見てもらえばわかるけど、オフィスの雰囲気を損なわず、断熱性能が上がるっていうのは嬉しいポイントです。
内窓のポイントは、単純に 「窓を二重にする」 ことで断熱性と気密性をアップさせること。
これが 「冬は暖かく、夏は涼しい」 という状態を作ってくれるわけです。
正直、最初は「本当にここまで効果あるのか?」と半信半疑だったけど、実際にやってみて驚いた。
電気代の比較:どれだけ節約できた?
せっかくなら数字でちゃんと見せたい。
以下の表は、内窓を設置する前と後の電気代の比較です。
期間 | 2022年-2023年冬(内窓なし) | 2024年-2025年冬(内窓あり) |
---|---|---|
9月 | 130,189円 | 123,854円 |
10月 | 112,086円 | 117,186円 |
11月 | 110,543円 | 103,062円 |
12月 | 124,126円 | 104,743円 |
1月 | 205,798円 | 170,347円 |
2月 | 250,422円 | 192,906円 |
合計 | 933,164円 | 812,098円 |
約 12万円 の節約!
特に冬の 1月・2月 で電気代の違いが顕著なのがわかります。
このまま3月も調べます。
やっぱり暖房を使う季節は、窓からの冷気の影響が大きいですね。
このデータを見ても、内窓が「単なる気休め」じゃないことがよく分かります。
2025年は「先進的窓リノベ補助金」がある!
内窓の効果を実感した私としては、これをもっと広めたい。
ちょうど 2025年まで「先進的窓リノベ補助金」があるので、導入を考えている人には今からチャンスです!
この補助金、かなり手厚い内容になってます。
1.U値1.9以下の高断熱窓改修なら補助対象
2.補助率50%相当(工事費の半額が補助される!)
3.最大200万円/戸の補助金が出る
4.ドアの断熱改修も補助対象になる
例えば 100万円分の窓改修をしたら、50万円補助される ってこと。
これはもう、やらない理由がないレベル(笑)
断熱窓の導入は 「省エネ」 だけではなく、
「電気代の削減」「快適な住環境」「結露の防止」「防音効果」 とメリットが多い。
実際、うちのオフィスも 暖房効率がグンと上がって、結露が減ったし、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごせるようになりました。
やっぱり自分で試してみるのが一番!
「補助金が出るからおすすめ!」とか、「電気代が節約できます!」っていう話はよく聞ききますが、
実際に 自分の会社で試してみないと本当のところは分からない。
今回は 本社の窓を内窓にしてみたら、電気代が約12万円削減 できた。
これは単なる数字ではなく、 「毎月の固定費を減らせる」 っていう点で、経営的にもかなり大きい。
2025年は補助金を使えるラストチャンス?
「冬の寒さがつらい」「電気代が高くて困ってる」という人には、今こそ本気で考えるタイミング だと思う。
私としては、自分たちでやってみて 「効果があった」 って自信を持って言えるからこそ、堂々とおすすめできます。
やはり夏よりも冬の光熱費が一番大きいです。
夏のエアコンは実はそれほど電気代が掛かってないんですよね。
もし興味があれば、是非お問い合わせください!!