ライフサイクルコストとは?
塗替えの際に、一番問題点として上がってくるのが「金額」『コスト』についてですね。
特に、施工面積・施工方法・建物の劣化状態等において、様々なばらつきが出来てくるかと思います。また、何社からも見積りを取る場合はなお更、頭を悩ませるもとになりかねませんね。
そこで、コスト面での事を考えた際にご参考となり、またそれが、次の塗替えやご自宅のリフォームの際にもお役立ちできる情報となります。
聞きなれない言葉かもしれませんが、「ライフサイクルコスト=LCC」の意味が分かると、今後のご自宅に係る費用面の考え方で、不安材料が軽減されるかと思います。
「ライフサイクルコスト」とは大きくわけて3つの要素の費用の総額となっています。製品の製造から廃棄までにかかる費用という事です。どうしても、コスト面では初期費用のみが全面的に出てしまい、見積もりの際の説明でも初期費用のみの説明かと思います。
この夏需要が沢山あったエアコンでも、エアコンの本体料金が安くても、実際には省エネタイプではなかったり、自動お掃除機能がついてなかったりで、トータルすると、最新式の高いエアコンの方が、電気代も含めて安かった計算になったりします。
参考例 | 本体価格 | 設置料・配送料 | 年間電気料金 | クリーニング等 | トータル | そして7年後 |
安売り家電A社 | ¥69,800 | ¥30,000 | ¥120,000 | ¥15,000 | ¥234,800 | 買い替え |
最新家電B社 | ¥128,000 | ¥10,000 | ¥60,000 | ¥0 | ¥198,000 | まだ現役で稼働 |
一見エアコン本体の安いA社で購入しても
⇒省エネ機能なし⇒電気料金が掛かる⇒お掃除機能なし⇒エアコンクリーニングしなくてはいけない⇒しないと本体に付加が掛かる⇒電気料金への加算⇒本体の寿命が短くなる⇒早い時期に買い替え
最新家電のB社の場合⇒
省エネ機能付⇒電気代軽減⇒お掃除機能付⇒クリーニングの必要なし⇒本体にも優しい⇒家計にも優しい⇒本体に付加がない⇒いつまでも使える
と一目瞭然と違いがでてきてしまいます。これを「塗替え」に置き換える事ができるんですんよ。また、「塗替え」の場合、職人さんの人間の手が入るので、機械的に考えるより、違いはもっと、もっと出てきます。そう考えると、「ライフサイクルコスト」は重要なポイントになってきますね。
塗替えの場合、次の塗替えまでにかかる全ての費用において考えてみましょう
01.初期費用の違い:目で見て分かる一番違いのでるコスト
塗料の種類:安価な塗料・長持ちする塗料・機能性のある塗料
下地材の種類:安価な下地材・建物にあった下地材・職人の技で丁寧に仕上げる下地材
付帯部への種類:安価な塗料・木部、部位にあった塗料
上記の種類の違いで全て耐用年数に違いがでてしまいます。その塗料で塗った場合何年持つか?という問題ですね。また、一番最初の下地処理をする際の建物の判断がしっかり出来るかによっても耐用年数は変わってきます。
訪問販売のような、マニュアル通りの判断より、塗装専門の職人の目で、しっかり判断された初期費用が、最善かと思います。
02.維持費の違い:塗替え終了後~次の塗替えまでのコスト
実際、次の塗替えまでの期間が長ければ長い方が、維持費の最大の軽減です。メンテナンスフリーの状態が長い状態もベストですね。これが、耐用年数の違いに反映されます。
また、省エネ塗料の場合は、通常の家計の電気料金軽減にも反映されます。しっかりとした初期費用での判断が出来なかった為に、雨漏りを起こしたり、時期でのひび割れ…なんて声も聞かれます。
同じ足場で同じ下地処理、同じ人工でも、耐用年数の長い塗料の場合、ランニングコストであります維持費が大きく変わってくるかと思います。
03.廃棄やその他にかかる費用
この場合塗替えではそんなに、違いはないかと思いますが、耐用年数が長ければ、このような余計なコストも払わなくてすむかと思います。
実はこのような塗料別やご自宅の今現在の状態により耐用年数は大きく変わってきます。それによって、コスト面でも大きな違いが出てくる因果関係があります。それを判断するのはやはり、塗装専門店の確かな実績と信頼のおける目が必要かと思います。
プロの職人軍団の弊社にお任せいただければ、きっと、最高で最善のライフサイクルコストについての提案もさせて頂きます。塗装をながもちさせるには、職人のプロの技も必要です。これが一番の強みかもしれません。
どうぞ、お気軽にご相談ください。