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木部の塗装工程

結城 伸太郎

住宅の外面にむき出しの木柱、台輪等は化粧材として用いられております。最近は木ではなくセメント系のものや塩ビ系の物など多種多様に化粧材として使われています。

木部の場合屋根や外壁と違い長持ちしないのが特徴です。もっとも定期的にメンテナンスを心がければそうではないのですが、定期的にメンテをする人はごくわずかの方といえます。

当店もあれこれと試行錯誤しては木部に相性の良い塗料を探しているのですが、「10年持ちます!」とはっきり言えないのが本音です。 それでも東北にはむき出しの柱が多く存在しているので、私としてはまだまだ無視できない状況です。

  • ペーパー目粗し・ケレン後。写真、青線内が一般に外柱、付け柱、柱方等と呼ばれている部位です。

  • 塗装1回目完了後。古い塗膜は出来る限り除去し、同時に目粗しもします。塗装1回目は規定より少し多めに稀釈した塗料を1回塗り、均等に吸い込ませます。

  • 2回目塗装後の写真。1回目が十分に乾いたら2回目を塗ります。勿論2回目も均等に塗ります。2回目は各メーカーごとに記載された稀釈率で塗装します。

    1回目とは違い、吸い込まず艶も出て綺麗になりました。基本的には外壁を塗った後の最後の仕上げ工程となります。このやり方で全て塗って仕上げていきます。

    外壁を塗った後に仕上げていくと家自体がより引き締まって見えてきます。今回は2回で綺麗になりましたが、破風板・鼻隠し同様場合によっては3回、4回と塗り重ねします。しかし私は4回塗った事はありません。

    なぜなら施工前の時点で木部の痛み具合で判断するからです。手遅れな物は手遅れです。塗装以外の手段をお勧めします。そうならないよう塗装で済むように定期的なメンテナンスを心掛けてください。

  • 同じく柱・台輪のケレン・目粗し後

  • 塗装1回目完了後。赤線の水切りはトタンですので、屋根と同じ塗料で 塗り分けます。

  • 2回目塗装後。上の写真と見比べてみてください、壁は塗り終えたものの木部を塗ったと塗らないのを比べると全然違います。引き締まって見えるでしょ。 水切りも屋根塗料で塗りました。殆ど新築同然になります。ちなみに、この左下にあるホワイトボードは留守がちだった施主さんに1日の工事報告を書いていた物です。(留守がちでも結構コミニケーションをとることが出来ます。)

  • 水切りのアップ。こんな感じでトタンと木部とに分かれています。 水切りも壁に沿ってまっすぐ塗れば塗るほど綺麗に見えます。 木部と同じ塗料で塗ってもさほど支障は出ませんが、見栄え的にはやはり塗り分けた方が引き締まります。

以上で木部の塗装工程は終了です。基本的には木製の破風や鼻隠しと施工は同じです。

注意点としては塗ったばかりの壁に塗料を付けないように刷毛をうまく使い塗っていくことです。特に柱の厚み部分は壁のラインに沿ってまっすぐ塗るとなお綺麗に見えます。

木部の塗装の場合基本的にはマスキングテープやマスカーで養生しません。

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