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外壁・屋根塗装の下地処理の重要性

結城 伸太郎

外壁・屋根の塗装は、建物を紫外線や雨風などから守る役割があり、定期的に塗り替えをして保護機能を維持する必要があります。

塗装前に行う「下地処理」は塗料の機能を発揮するためにも重要な工程なので、どのような作業が行われているかを知っておくことは大切です。

このページでは、下地処理の作業内容や注意点、もし下地処理を行わなかったらどうなるのかなどを紹介します。

下地処理の重要性

下地処理とは、外壁や屋根を塗装する前に、塗装面を綺麗な状態にすることです。外壁・屋根塗装の見積りには必ず含まれており、古い塗膜や汚れを落としたり、ひび割れの補修などを行います。

下地処理は塗装面を綺麗にして塗料の密着性を高める目的があり、仕上がりを左右する重要な工程です。

もし、下地処理が不十分のまま塗装をしてしまうと塗料がしっかりと密着性せず、塗装してから2~3年で、古い塗膜や汚れとともに新しい塗膜も剥がれてしまいます。

塗装を丁寧に行っても、下地処理で手を抜いてしまうと塗料本来の耐用年数を発揮することが出来ないので、塗装工事の中でもとても重要な作業となります。

下地処理の作業内容

■高圧洗浄

一番最初に行う作業で、高圧洗浄機を使用してホコリ、コケ、チョーキングの粉などの汚れを除去していきます。

外壁や屋根など建物全体を半日から1日程度かけて洗い流し、その後しっかりと乾燥させます。乾燥が不十分だと、塗料の密着性が低下して剥がれやすくなります。

■クラック補修

クラックとはひび割れのことで、特にモルタル外壁によく見られる劣化症状です。

クラックはUカット処理を行いシーリング充填→モルタル補修→塗装、と補修に手間が掛かります。

クラックを補修せずに塗装してしまうと、割れた部分から水分が浸入して塗膜の浮きや剥がれの原因になるため、塗装前にしっかりと埋めていきます。

■コーキング補修

コーキングはシーリングとも呼ばれており、サイディングの目地部分に使うゴム状の素材のことを指します。

コーキングは劣化するとひび割れや剥がれなどの症状が発生するので、状況にあわせて「打ち増し」または「打ち替え」どちらかの方法で補修します。

■ケレン

ケレンとは電気工事や紙やすりなどを使って、高圧洗浄で落とし切れなかった古い塗膜や錆、コケなどの汚れを除去する作業で、主に鉄部や木部に行われます。

また、ツルツルした表面で塗料の密着性を高めるために、あえて傷をつける「目粗し」と呼ばれる作業もケレンに含まれています。

■目止め

目止めとは目止め剤を使用して、ひび割れを埋めたり表面を滑らかにする作業で、塗料が過度に吸い込まれるのを防いだり、密着性を高める目的があります。

材質によっては塗料の吸い込みが激しく、下塗りをしても下塗りの効果が発揮されないことがあり、機能の低下や色ムラが発生してしまう可能性もあります。そのため、作業する際は下地の種類や厚み、劣化状況を確認することが重要です。

下地処理を行わないと起こる症状

■ひび割れ

元からあったひび割れをきちんと補修せずに、ひび割れの上から塗装した場合が考えられます。塗装した直後は綺麗でも、やがて塗料はひび割れに追随できなくなり割れが発生します。

■塗膜の膨れ

高圧洗浄の乾燥時間が不十分のまま塗装をしてしまうとカビが発生して、塗膜の膨れが起きてしまう可能性があります。また、ひび割れを補修せずに塗装をすると、割れた部分に水が浸入して塗膜が膨れてしまう場合もあります。

まとめ

下地処理とは、塗装が出来る状態にするために高圧洗浄やケレンなどで表面を綺麗にして、さらにひび割れの補修などを行う作業のことです。

仕上がりの見た目や塗料の耐用年数にも大きく関わり、下地処理が不十分だと数年で剥がれてしまうおそれもあるため、塗装工事でも特に重要な工程になります。

ただ、見積書には詳しく書かれていないこともあるので、作業内容をしっかりと確認して、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

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