雨漏り修理の価格について
結城 伸太郎
ゆうき総業は山形県内の雨漏りを断絶すべく、山形市にて雨漏り修理専門事業【雨ん防】を開始しました。詳しくは雨ん防公式ホームページをご覧ください。まずはお問い合わせください。出来る限り早急に対応します。
雨漏りについて
雨漏りは、放って置くと構造体にも悪影響です。雨漏りの多くは屋根からの雨水の浸入にあります。
対処法としましては、
・トタン屋根の場合:塗膜防水による対処、またはシーリング防水
・屋上からの雨漏り:防水工事のやり直し、既存防水面からの被せ工法
・外壁からの漏水:外壁の防水塗装、シーリング工事
いずれもどういった工事なるかは診断次第です。(意外な所から漏水してる可能性も大いにあるのです。)
漏水箇所 | 診断内容 |
---|---|
住宅の屋根 | 屋根の上、または屋根裏からの診断 |
住宅の外壁 | 外壁のクラック(ひび)調査、塗膜性能 |
住宅のサッシ廻り | シーリングの劣化状況、シーリングの割れ |
住宅のベランダ | 防水層の剥離、クラック、性能調査 |
ビルマンションの屋上 | 防水層のチェック、クラック(ひび) |
住宅のベランダ | 防水層の剥離、クラック、性能調査 |
ビルマンションの屋上 | 防水層のチェック、クラック(ひび) |
ビルマンションの外壁 | ゴンドラにて調査、洗浄による漏水調査 |
ビルマンションのサッシ廻り | ゴンドラにて調査、シーリングの劣化状況 |
ビルマンションの場合、内部からの診断後にゴンドラ調査へ移ります。ゴンドラ調査にはゴンドラの仮設料金が発生するので、事前にある程度の目星を付けてから依頼者と相談の上調査に入ります。
こちらで勝手に調査(ゴンドラ仮設)して報酬などは一切頂きません。キチンと事前に打ち合わせを行ってから調査へ移らせていただいてます。
単価について
どういった処理をしたかによって変わります。一時的な補修であれば1万円程度の場合もあります。基本単価を公表しておきます。
工事内容 | 単価 |
---|---|
シーリング工事 | 1m辺り800円~1,2000円 |
トタン屋根へのアクリル塗膜防水 | 1㎡辺り3,000円~ |
屋上のウレタン塗膜防水 | 1㎡辺り3,0000円~8,000円 |
ベランダの防水工事 | 1箇所辺り30,000円~ |
塩ビシート防水 | 1㎡辺り4,000円~9,800円 |
FRP防水 | 1㎡辺り4,000~8,000円 |
トタン屋根の葺き替え(オーバーレイ) | 1㎡辺り4,000円~ |
外壁のアクリル防水塗装 | 1㎡辺り2,500円~4,800円 |
上記は飽くまで参考です。~の範囲が大きいのは工法により大きく差が生じるからです。その工法というのは、大きく分けて密着工法か脱気工法かに分かれてます。
工法について
密着工法
密着工法とは既存塗膜または既存下地に直接塗布することです。
■メリット
1.基本単価が安い
2.工期が短い
3.施工が容易
■デメリット
1.膨れが生じる可能性がある。
2.構造によっては施工不可
通気絶縁工法(脱気工法)
脱気工法とは構造下地からの蒸気を透過できる性能があり、膨れによるトラブルを未然に防ぎます。密着とは異なり防水層の下に一枚脱気シート(通気緩衝シート)と呼ばれるシートが加わります。
このシートが下地からの通気を逃がす重要な役割です。
■メリット
1.膨れが少ない
2.次回の塗り替えが容易
3.湿気や蒸気を逃がす性質がある
■デメリット
1.単価が高い
2.密着工法よりも工期が長い
いずれも改修工事では必要不可欠な工事なのですが、下地の状況や改修ランクにより工法が変わります。一番適切な工事を選定する為にはまず現場診断し、その上で予算の都合やアフターも重視し考える事です。様々な工法と塗膜性能があるので、それに見合った工事を心掛けています。適材適所、それから費用対効果をよく見極めましょう。
雨漏りについて大事な事
雨漏りは入念なチェックとそれに見合った工法があると言いましたが、一つ重要な事を書きます。それは、一度の診断や工事で止まる保証は無いという事。
当然一発で止めるべきポイントなのですが、必ずしもそうとは限りません。診断した上で「お!ここかな?」と思う箇所を直しても、また違う箇所からの漏水する可能性もあれば、
漏水とは直結しないような所を直した場合もあります。雨漏り箇所を見つけるというのはそれだけやっかいな事なのです。
業者も当然一発で止めたいのですが、悪いと診断される箇所を直して、それでも駄目なら違う場所を・・・と繰り返しポイントを見つける。いわば消去法的な部分もあります。
一発で止めれない=悪い業者 と一概には言えないのです。これは決して逃げではなく、誠意で何度も来てくれる業者こそ良い業者と認識していただきたいものです。