台風による建物への被害
今年は本当に台風が多い年ですね。9月4日現在でもう21号がでております。今回の台風は50年前の伊勢湾台風並みの勢力との情報があります。これだけの台風の多さは近年の異常気象と関連もあるかと思います。
塗替えとは直接の関係が無さそうな感じですが、知っているといないとでは、不具合が起きた時に依頼するところが違ったり、損をする場合も多々あるので、大事な自宅を守る為のポイントの一つとして、知っておいてください。
台風の時の風圧は風速の2乗比例します。風圧の強さで、それだけ風の建物への影響が違ってきます。また建築基準法でも、建物のある高さの風圧は風圧(kg/m2)=60x√H 高さ16mまでの建物に適用(H=建物の高さ)こんな式で算出されている場合があります。
参考例として、地面から5mのところにある2階の窓には1㎡あたり、135kgの力がかかっている事になります。
これだけの力がかかる台風。今年だけでも21個も日本を襲っているのですから、毎年平均25個の台風として、建物の塗替えの時期を概算で10年とすれば…。
雨戸を閉めるとしても台風だけで 3370kgも窓にそれなりの付加がかかっている計算になります。もし、直接雨や風を受ける屋根だったら、もっと、もっと、負荷がかかっていますよね。
また、年々台風やゲリラ豪雨も多くなっている昨今ですから、屋根の早期の劣化の原因になりうるという事もこの風圧の計算式からも推測されます。
壁や自宅周りはチェックする事も容易ですが、最も発見が遅れると大ごとになりそうな、屋根って、点検されていますか??屋根の上なんてふつうは上りませんよね??
そんな時の為に、弊社のような塗替えから雨漏りまでは把握している職人軍団にご依頼されれば、そのような不安材料から解放されると思いますよ。ちゃんと、屋根に登って診断させていただきますから。
台風による住宅の被害の種類
1.瓦やスレートの吹き飛び
特に築後15年以上経過すると 経年劣化により屋根材が傷んでしまい、屋根と屋根材を繋ぐ金具が強風で外れたりして、瓦やスレートが吹き飛んでしまう事があります。これは、台風の影響で報告される被害の,もっとも多い事例です。
2.屋根そのものが吹き飛んでしまう
よく、テレビでも見ますよね。築後20年を経過した住宅で稀に報告される場合があるようです。
3.劣化や傷んでしまった屋根からの雨漏り
屋根材の下の防水シートが劣化していたり、スレート等の屋根材にひび割れがあった場合、そこから雨水等の水分が侵入して室内に雨漏りします。これも、多く報告される事例です。
4.外壁の欠損・損壊・吹き飛び
サイディング等の外壁材や壁周りで使用している構造材が風の影響を受け損壊する事例です。これが、原因で水分が建物に侵入して雨漏りの原因にもなります。
台風による影響が雨漏りに直結していることは多い
このように、台風によるご自宅への影響が、雨漏りに直結している場合が多々あります。雨漏りについては、原因であったり、雨漏り箇所の特定に至っては、専門知識を有する職人や業者での判断が不可欠だったりします。
また、最近の訪問販売業者や、紹介サイトのような、専門知識をあまり有してない業者さんでも雨漏り診断のフレーズをだしてきたりしております。ここで、誤ったところで依頼して、結局雨漏りの原因特定もできなかった、なんて声も聞かれています。
雨漏りには、建物からの声が聞こえる、確かな目を持っている職人軍団の弊社にお任せください。
台風の雨や風からの自然の猛威を防ぐ事はできませんが、それを受けている建物の状況を日頃からどこかのタイミングで見極める事が、被害を最小限に抑える事が出来る我々の唯一の手段かもしれません。
塗替えを考えたタイミングで一度、ご自宅の診断をされてはどうでしょうか?昨今の異常気象が少なからすとも、ご自宅に影響を犯しているかもしれませんよ…
お気軽にゆうき総業までご連絡ください。