タイル調のクリアー塗装は如何なものか?
【社長のお仕事 アフター点検】
平成29年に外壁塗装したお客様の一年点検に行ってきました。
外壁は窯業系サイディングです。
2階はプレス模様で1階はタイル調の模様でした。
お客様の要望により2階は通常の塗装仕上げ、1階はタイル調模様を生かしたクリアー塗装仕上げとなりました。
2階は超耐候型の無機UVコート、1階はフッ素樹脂のクリアです。
フッ素樹脂のクリアは初めて使用したので経過の点検が楽しみでした。
↓1年後
光沢保持率は塗り替え当初と変わりません。
↓とてもきれいです。
↓まるで新築のよう
さて問題はシーリング目地。
シーリング目地はすべて打ち替えしてから塗装しています。
↓1年後
全方角に割れ、しわ、まったく見受けられませんでした。
シーリングは後打ち先打ちに賛否両論ありますが、私は先打ちを推奨します。
シーリング自体は耐候性が乏しいため、シーリング単体では10年持たないからです。
なのでシーリング先打ちで後塗装の方がシーリングに紫外線が直接当たらずひび割れが出づらいのです。
ただしシーリングは柔らかいのに対し塗膜は固く成形されるため、数年後に塗膜がひび割れたりする現象があります。
この場合シーリング自体に全く問題はないのですが、見た目はやはり悪いですね…。
そんなわけで今回はクリアーがどこまで耐えられるのかは少し心配でした。
まだたった一年ですから今後の経過も細目にチェックしていきます。
今のところ塗膜がパリパリ割れるようなことも無く、しっかり密着+追従しています。
さすが○○ペイントのフッ素クリアー(笑)
アフター点検は社長に仕事です!
全件回れるように頑張ります!!
代表取締役 結城伸太郎