山形市の工場|屋根の塗膜防水改修工事の事例
工場の金属屋根の防水工事事例です。金属屋根は一度漏水したら板金工事しないと止まらない、と思われている方も多いかもしれませんが、その場合は荷重も重くかかる上に止水は出来ません。そんなときに活躍するのが塗膜防水です。
金属屋根に密着も良く、暑さで湾曲しても柔軟に追従するゴム性質です。密な防水膜で屋根の上から形成出来、工場が稼働しながらでも工事が可能です。もちろん既存板金屋根を剥がすなどの工事は必要ありません。大きな面積でもシームレスに塗膜防水を形成しるのでとてもお勧めです。
今回の工場は稼働しながら施工しました。近隣には工場が沢山立ち並び、車も沢山ありました。特に注意した部分は車への飛散です。吹付も行うので風に注意をしながら車の養生は怠りませんでした。
雨からしっかり守れる工場屋根に生まれ変わりました。今後は定期的にトップコートの塗り替えのみで大丈夫です。雨漏りがする工場屋根の改修工事は金属屋根防水改修がお勧めです!
施工前後の写真
建物種別 | 工場 |
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写真ギャラリー
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施工前。5年ほど前に屋根を塗装したらしいのですが漏水が止まらないとの事で工事となりました。約2,000㎡あります。瓦棒葺きトタン屋根です。
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工場屋根施工前。形状としては、寄棟屋根が3つ連なっている状態で、外周と中間に排水溝の役目を持つ樋が板金加工されてました。かなり漏水しやすい形状です。
こういう設計は割と雪国を知らない設計屋さんが作ったりします。過去に漏水していたのでしょう。側溝部分にはFRP防水で防水処理されてました。一番きついパターンです。 -
中間の側溝はこんな感じです。外周も同じようにFRPで防水されてます。下地は金属板金です。
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既存FRP防水解体。金属とFRPの密着の悪さは改修工事をしているとよく分かります。引っ張るとベロリと剥がれました。密着してないのでFRPと金属下地との間に空隙があり、そこに湿気や雨水が侵入し錆の発生を助長させています。
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撤去完了。大変でしたがすべて撤去しました。
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屋根下地調整。錆止めを塗装する前に表面の目粗し、ケレンを行います。側溝部分もしっかりケレンします。
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既存雪止め解体。古い雪止めは漏水の原因となります。固着して錆だらけの雪止めに限って…。
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このように下の部分の屋根が腐食してます。雪止めもすべて撤去し新しく取り替えします。
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エポキシ錆止め塗布中。下地処理が終わったら全面に錆止めを下塗りします。
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エポキシ錆止め下塗り中(赤さび色)大きいですね。
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FRPの下の部分はこんなに錆だらけです。
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部ふかふかしている部分があったので気になって解体してみました。
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ここからも漏水していました。下地の木毛セメント版が腐ってました。ここは貼り替えして新しくルーフィングを貼ります。
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下地処理(撤去・ケレン・錆止め)が終わったら瓦棒に補強布を貼ります。すべてに貼るのでかなりの長さになります。
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瓦棒補強布貼り施工中
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塗膜防水吹付中。いよいよ防水塗膜を施工していきます。
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塗膜防水吹付後。こんな感じで肉持ち感のある仕上がりになります。
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塗膜防水吹付完了後。2回吹付しました。
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吹付面アップ。ツルツルの金属屋根面がこのように若干エンボス状になります。
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塗膜防水吹付完了後。ここから最後のトップコートへ移ります。
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トップコート塗布中。トップコートはローラーやガンで仕上げます。
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側溝部の塗膜防水も完了。シームレスな防水塗膜が完成しました。
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雪止めも新しい物に取り替えました。
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屋根防水改修工事完了
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工場屋根防水工事の施工完了。メーカーからは10年保証が得られます。
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