仙台市公共施設 |塩ビシート防水改修工事の事例
仙台市の公共施設 屋上防水改修工事 です。今回はS-M2工法 つまり 機械固定工法 の改修工事仕様となります。
設計図書に基づき施工いたしました。公共工事には必ず図面と仕様書が存在しますので、それらをしっかり熟読してから工事へ臨むのが好ましいです。
途中でどうしても設計変更をしなければならない事もありますし、仕様通りに行うための材料検品もありますので適当ではいけません。
最近は塩ビシートの機械固定工法が主流となってきました。既存防水層を撤去しなくて済む工法なので、コスト削減、工期短縮につながります。民間のマンションやビルの屋上もやはりこの仕様が一番お勧めとなります。
施工前後の写真
建物種別 | ビル |
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- 仕様書
- 屋上塩ビシート防水改修工事 S-M2工法 500㎡
平場480㎡:S-M2、立上り20㎡:S-F2
一部ウレタン塗膜防水。
メーカー保証10年
写真ギャラリー
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既存屋上防水面です。
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既存屋上防水面です。
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最初に今回提示したメーカー製品が耐風圧検査で耐えうる仕様にするため、事前に検査を行い固定ディスクの割り付け寸法や数量を確定させます。
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既存立上り面撤去です。
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笠木は塗布防水での仕様なので下地調整後塗膜防水仕上げとします。
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立上り防水層を撤去しモルタルにて下地を整えます。
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立上り面下地調整中。
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立上り面下地調整中。モルタルで平滑にします。
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機械設備の架台は塗膜防水X-2工法となります。X-2工法はウレタン防水の密着工法を指します。
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笠木塗膜防水中。笠木はアクリルゴム塗膜防水仕様です。
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屋上平場前面に絶縁シートを貼っていきます。ジョイントは突き付け張りとします。風で飛ばないように固定ディスクを取り付けながら進めます。
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端部や入隅には押さえ金物を取り付けます。ディスクや金物を取り付ける際は、ドリルで穴を開けインパクトでビス止めするので、下階の方に騒音が響くので事前案内や注意が必要となります。
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ディスク取り付け。
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役物パッチ溶着。入隅、出隅の角には補強のパッチを熱風溶着します。
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塩ビシートの相互の重ね幅は50ミリを厳守とし、しっかり溶着し最後にシーリングで収めます。
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端部シーリング充填中。笠木と立上りのジョイント部にシーリング処理をします。
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通気用の脱気筒を指定数量取り付け、完了となります。
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小屋上施工前。
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既存シート撤去。
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下地調整中。こちらはウレタン塗膜防水となります。モルタルで下地調整を行い段差を解消します。
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絶縁用の遮水シートを貼ります。
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ジョイントや端部のの増し塗りをします。
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ウレタン塗膜防水1層目施工中。合計2層流します。
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トップコート塗布中。
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小屋上ウレタン塗膜防水完了。立上り:X-2、平場:X-1工法となります。
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付属の折板屋根も塗装します。錆止めをタッチアップ塗装後に全面にエポキシ錆止めを下塗りします。
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仕上げ塗装完了。
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