仙台市マンション|屋上改質アスファルト防水工事の施工事例
仙台市のマンション屋上防水改修工事事例です。下階に雨漏りが発生しており工事へと進みました。既存はRCの熱アスファルト砂付ルーフィング防水層でした。
今回は改質アスファルトのトーチ工法という改修提案をいたしました。熱アスの改修として割とオーソドックスな改修工法であり、公共工事でも設計図書に入っている工法となります。防水工事では雨天による遅延や作業中断もあるのですが、施工中はずっと天候に恵まれスムーズに完了出来た物件です。
施工前後の写真
建物種別 | マンション |
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階数 | 8階建 |
写真ギャラリー
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屋上防水の高圧洗浄中
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高圧洗浄中
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高圧洗浄後
汚れが取れ綺麗な面になりました。ここのマンションは8階建てなので高圧洗浄時でのホースは2~3個繋げないと届きません。
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防水層撤去
立ち上がりのアスファルト防水を撤去します。しっかり密着しているところもありますので、ピックや切断機などを使って立ち上がりの全面撤去を行います。基本的に立ち上がりは全面撤去がセオリーです。
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入隅下地調整
平場と立ち上がりの入隅部は、撤去を行うと不陸が生じますので、ポリマーセメントによる補修が必ず必要です。
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下地活性材塗布後
下地調整として真っ黒な活性剤を全面に塗布します。
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下地活性材塗布後
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ストレッチルーフィング増し貼り
入隅やコーナー部には破断防止のため、ストレッチルーフィングという防水シートを増し貼りします。
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改質アスファルト防水施工中
平場に砂付キャップシートをバーナーであぶりながら貼り付けていきます。ちょっとしたコツが必要です。
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立ち上がり下貼り
平場が貼り終わったら立ち上がりの防水シート付けていきます。
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立ち上がりキャップシート貼り
立ち上がりもバーナーであぶりながら貼っていき転圧します。
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立ち上がり防水層完了
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ジョイント処理
平場、立上り共に貼り終わったらジョイントの処理や端末などを見直していきます。
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押え金物取付
立ち上がりの端末にはアルミ製の押え金物を新規に取り付けていきます。元々の金物は撤去しますが、大抵再利用は出来ません。金物を取り付けたらシーリングも充填します。
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保護トップコート塗布中
最後にトップコートを塗布して完了となります。
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屋上防水改修工事完了01
マンションはRC(鉄筋コンクリート)造が多く、屋上はたいていアスファルト防水が主流です。改修方法はいくつかありますが、一番安価な改修工法が今回の改質アスファルトトーチ工法です。
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屋上防水改修工事完了02
塩ビの機械固定工法もご提案出来ますが、下地の状況を判断し決めています。ちなみにアスファルト防水の改修では、ウレタン塗膜防水は絶対に施工出来ません。
ウレタン塗膜防水の溶剤分でアスファルトが溶けるからです。防水改修に置いては提案力が非常に重要なので、口頭で「幾らです」とはなかなか言えません。現地調査を行い、どんな改修工事が最適なのかを見極めなくてはいけないのです。
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