結城 俊輔

結城俊輔ゆうきしゅんすけ

生年月日	1982年1月25日 (職人歴22年)
特技	何でも得意！
好きなもの	ニラレバラーメン(北京亭)、あじまん
趣味	バイク、修斗

技術や知識の引き出しの多さは誰にも負けません。指名料は頂きません (笑)

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資格

1級建築施工管理技士
２級建築士
1級建築・鋼橋塗装技能士
1級アクリルゴム防水
1級改質アスファルト
1級ウレタンゴム防水
1級ポリマーセメント防水
1級アスファルト防水技能士
１級塩ビシート防水
1級シーリング技能士
防水登録基幹技能士
監理技術者
エポキシ樹脂接着剤注入作業
2級カラーコーディネーター
職長安全衛生教育
ゴンドラ
高所作業車
酸素欠乏
他

「結城さん、あんたに頼んでよかったよ」

初めてそうお客様から言葉を頂いた日から、現在まで本気で走り続けています。

特にやりたい仕事もなかった20歳の頃、私は兄が起業した塗装店、
ゆうき装業(旧ゆうき総業)で仕事をしていました。

当時、社長、渡辺、私の3人で仕事をしていましたが、
現在のゆうき総業を見ると想像もつかないような、誰も見向きもしないようなそんな塗装店でした。

当然、若く無知な私達には仕事もなく、給料は1日6,000円、
夜はアルバイトをせざる得ない状況の中でしたが、
自分の仕事でお客様に喜んでいただけるありがたさにやり甲斐を感じていたので、
苦しいというよりも、楽しいと思った時間の方が多かった記憶があります。

仕事は無い、給料も安い、汚いし臭いし危険だし、
表面上に浮かぶのはそんなネガティブワードしかないのですが
それらを抑え込むほどの楽しさは、3人の仲の良さにもありました。

そしていつかはデカイ塗装店になり、沢山稼げる様にするんだと3人で夢を語っていました。

社長は私と渡辺に夢を与えるような話を沢山してくれました。
思い返してみれば、たかが1日6,000円の給料といえど、
当時の社長にはそれを捻出するのにも大変だったことでしょう。

超がつくほどの安い下請け、直で取引してくださるお客様でも相場とかもわからなかったんで、
安い見積書を出して安く仕事をして、お客様が喜んでくれれば良しとしてました。
それだけ仕事もない状況でしたから。

それでも社長が資金繰りに困ったような顔はいまだに見た事ありません。
むしろピンチの時こそ笑ってました。
職人に不安な思いはさせまいと思ってたんじゃないでしょうかね？

仕事ではお客様の思うように仕上げれず、何度も失敗を重ねました。本当に何度もです。
一通りの失敗をしましたので、失敗しない為にはどうしたら良いか？
失敗したとしたらどんな方法で直せるのか？

私達に教えてくれる人も、そんな付き合いもなかったので、
自分達で何とかしなくてはいけない状況で、試行錯誤を繰り返し、多くの学びや発見がありました。

私は多くの失敗があったからこそ、今の会社、今の私があるのだと思います。
全ての失敗は成長であり、成功に近道は無い。

自分で色々やってるうちに、塗装だけではなく防水の重要さに気付いたり、
左官補修の重要さに気付いたりで、いつのまにか1人でなんでも出来るようになってきました。

その辺りから多能工職人(1人の職人が色々な技術を習得している職人)と
呼ばれるようになってきたのかもしれません。

山形の塗装店は必ず冬の売上が下がります。
冬期間を生きてく為には、塗装だけでは厳しく、なんでもやらなきゃいけない状況だったのです。

塗装は当たり前とし、左官工事もできる、防水工事もできる、
外構工事もできる、内装工事もできる、沢山の武器を使い生きてきました。
多能工というジャンルは私達が生み出した生きる手段なのです。

よくお客様に資格の多さに驚かれる事がありますが、私達の中ではプロとして当然の資格です。
私達に賛同した多能工の頼れる社員も多くなり、全国どこに行っても恥ない仕事ができる環境が整ってきました。

当時の3人で語った夢物語が、実際に言った通りに実現していく素晴らしさは多くの感動がありました。
私達はなにがあっても本気です。本当に沢山の方に支えられ、現在のゆうき総業があります。

この感謝の気持ちを忘れずに一生勉強、一生努力し続け、更によいサービスを提供し、
社会に貢献していく最前線の塗装店を目指し、全身全霊走り続けてまいります。

さぁ、明るい未来に向けて前進あるのみ！